昨日までの青空から、今日は薄曇りで、午後からは少し寒く感じます。
桜咲く今頃の、このようなお天気の日を『花曇り(はなぐもり)』というそうです。
家から出ないようにする日々が続く今日この頃、本来暗くなりそうなお天気を、
花曇り、って表現だけで、素敵な時間にしてしまう。だから日本語って、好きです。
多摩川から近いせいか、ベランダへのドアをあけると、風の声や鳥の声、
今日はすーっと遠来、つばめが横切っていきました。
ベランダの緑たちも、このくらいのお天気のほうがのびのび元気に感じます。
風に揺れ、さやさや。私は緑に助けられるだけで、あまり手をかけていませんが、
緑たちは自分の力で、時が来ると嬉しい顔をのぞかせてくれる。
植物は恐竜が絶滅したであろう氷河期もその一部は生き残った。素晴らしい適応能力を駆使した知恵を遣って。食物連鎖の中で時代の勢力者の食として、そして今は花を咲かせ愛でられて。
急激な変化の時代、私たちが今できることは、栄養をしっかり取る。睡眠をしっかりとる。どんな環境でもぶれないように、じぶんのからだと心をたいせつにみつめ、自分を育てる。
いつのまにか、雲は去り、風とおる夕刻の広い空に、月を見ることができました。
コロナとの日々が出来るだけ早く収束していけますように。
全世界が健やかに幸せになりますように。
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